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平成29年9月 1日 第8号 きゅうりのべと病、炭疽病の発生が多い 防除対策情報(農作物病害虫防除対策情報第10号を発表しました) | 美の国あきたネット

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平成 29年 9月 1日

秋田県病害虫防除所

きゅ う り の べと 病 、 炭 疽病 の 発 生が 多 い

防 除 の徹 底で 被 害の 拡 大を 防止 し まし ょう

1 .現 在 まで の発 生状 況と 今後 の発 生予 想

8 月 4 半 旬 に 行 っ た 巡 回 調 査 ( 全 県 2 0 地 点 ) に お け る べ と 病 の 発 病 株 率 は 5 4 . 2 % ( 平 年 3 0 . 1

% ) 、 炭 疽 病 の 発 病 株 率 は 22. 7% ( 平 年 11. 9% ) で い ず れ も 高 く 、 平 年 を 大 き く 上 回 っ た ( 図 -1 、

2 ) 。

8 月 3 1 日 に 仙 台 管 区 気 象 台 か ら 発 表 さ れ た 東 北 地 方 1 か 月 予 報 に よ る と 、 向 こ う 1 か 月 の 降 水

量 は 平 年並 か 多 いと 予 報さ れ てい る 。

以 上 のこ と か ら、 今 後、 べ と病 、 炭 疽病 に よ る被 害 の拡 大 が懸 念 さ れる 。

2 .防 除 対策

1 )草勢が 劣ると 発病しや すくなるの で草勢の 維持に努 める。

2 ) ほ 場 の 排 水 を 良 く し 、 整 枝 ・ 摘 葉 を 適 切 に 行 い 過 繁 茂 に よ る 通 風 不 良 や 過 剰 施 肥 を 避 け る。

3 ) 病 斑 の 多 い 葉 等 ( 炭 疽 病 は 、 茎 ・ 果 実 に も 発 病 す る ) は 早 め に 除 去 し 、 ほ 場 外 で 処 分 す る

(図-3、4 、5、6 )。

4 ) 発 病 前 か ら の 薬 剤 散 布 に 努 め る ( 表 -1 ) 。 発 病 が 見 ら れ る 場 合 は 病 害 の 種 類 を 確 認 し 、 対 象

病 害に 治 療 効果 が ある 薬 剤を 散布 する (べ と病: アミ スタ ー20フロ アブ ル 、ベト ファ イタ ー顆 粒

水 和 剤 、 ホ ラ イ ズ ン ド ラ イ フ ロ ア ブ ル 等 、 炭 疽 病 : ア ミ ス タ ー 2 0 フ ロ ア ブ ル 、 ゲ ッ タ ー 水 和 剤

等)。 また、降雨 が続く場 合や病 勢の進展 が激しい場 合は薬剤 の散布間 隔を短く する。

5 )薬 害防止 の ため、 アミ スタ ー20フロ アブ ルは 浸透 性を 高め る展 着剤を加 用しない 。また、高 温

時の使 用を避ける 。

6) 分類がH 、R、S の薬剤は、 耐性菌出 現回避の ため連用 を避ける( 表-1)。

3 .資 料

防 除 対 策 情 報

第 8 号

0 10 20 30 40 50 60

6.4 7.1 7.4 8.1 8.4 9.1

(月.半旬) 平年

2017

図-1

巡回 調査 にお ける べと 病 の発 病株 率の 推移

0 10 20 30 40

6.4 7.1 7.4 8.1 8.4 9.1

(月.半旬) 平年

2017

(2)

-

2

-図-4

炭疽 病の 発病 葉

図-3

べと 病の 発病 葉

図 -5

炭 疽病 の発 病茎

(3)

-

3

-【

問 合 せ 先

秋田 県 病 害虫 防 除所

018-881-3660

秋田 県 農 業試 験 場

018-881-3326

掲載 HP

http://www.pref.akita.lg.jp/bojo/

表-1 きゅうりのべと病、炭疽病の防除薬剤

分類 農薬名

希釈倍数 及び使用量

散布液量 使用時期 使用回数

各成分の 総使用回数

べと病 炭疽病

S アミスター20フロアブル

2,000倍(炭疽病) 1,500~2,000倍(べと病)

100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内 4 ○ ○

F アリエッティ水和剤 400~800倍 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内 3 ○

W エトフィンフロアブル 1,000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内 4 ○

D オーソサイド水和剤80

600~800倍(炭疽病) 600倍(べと病)

100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内 ア ○ ○

A・L カスミンボルドー 1,000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内 イ エ ○

A・L カッパーシン水和剤 1,000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内 イ エ ○

A キノンドー水和剤40 800~1,000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内 ウ ○ ○

H・W ゲッター水和剤 1,500倍 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内 カ キ ○

A サンヨール 500倍 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内 4 ○

A・E シトラーノフロアブル 1,000~1,200倍 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内 ウ オ ○

B ジマンダイセン水和剤

600倍(炭疽病) 600~800倍(べと病)

100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内 ケ ○ ○

A・I スクレタン水和剤 500倍 100~300L/10a 収穫前日まで 6回以内 イ コ ○ ○

E ダコニール粉剤 3~4㎏/10a - 収穫前日まで 8回以内 オ ○ ○

E ダコニール1000 1,000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 8回以内 オ ○ ○

E・T ドーシャスフロアブル 1,000倍 150~300L/10a 収穫前日まで 4回以内 オ シ ○ ○

H トップジンM水和剤 1,500~2,000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内 カ ○

A・U フェスティバルC水和剤 600~800倍 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内 イ サ ○

U・W ベトファイター顆粒水和剤 2,000~3,000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内 セ ツ ○

A・O ベフドー水和剤 500倍 100~300L/10a 収穫前日まで 7回以内 イ ク ○ ○

O ベルクート水和剤 2,000~4,000倍 150~300L/10a 収穫前日まで 7回以内 ク ○

B ペンコゼブ水和剤

600倍(炭疽病) 600~800倍(べと病)

100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内 ケ ○ ○

H ベンレート水和剤 2,000~3,000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内 ス ○

S・W ホライズンドライフロアブル 2,500倍 150~300L/10a 収穫前日まで 3回以内 セ ソ ○

A ヨネポン 500~800倍 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内 タ ○

T ランマンフロアブル 1,000~2,000倍 150~300L/10a 収穫前日まで 4回以内 4 ○

B・R リドミルゴールドMZ 1,000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内 ケ チ ○

A:銅剤、B:有機硫黄剤、D:ポリハロアルキルチオ剤、E:有機塩素剤、F:有機リン系剤、H:ベンゾイミダゾール系剤、  I:ジカルボキシイミド系剤、L:抗生物質剤、O:グアニジン系剤、R:フェニルアミド系剤、

S:QoI剤(ストロビルリン系剤)、T:QiI剤、U:カルボン酸アミド剤(CAA剤)、W:その他の殺菌剤

※同一符号は同一成分が含まれていることを示す。( )内は各成分の総使用回数を示す。

ア:キャプタン(5回以内(種子粉衣は1回以内)) イ:銅(―) ウ:有機銅(5回以内) エ:カスガマイシン(5回以内)   オ:TPN(10回以内(土壌かん注は2回以内、散布及びくん煙及びエアゾル剤の噴射は合計8回以内))  

カ:チオファネートメチル(6回以内(種子への処理は1回以内、は種後は5回以内)) 

キ:ジエトフェンカルブ(5回以内) ク:イミノクタジン(7回以内) ケ:マンゼブ(3回以内) 

コ:プロシミドン(6回以内(常温煙霧は2回以内)) サ:ジメトモルフ(3回以内) シ:シアゾファミド(4回以内)  ス:ベノミル(4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)) セ:シモキサニル(3回以内)

ソ:ファモキサドン(3回以内) タ:ノニルフェノールスルホン酸銅(4回以内)

図 -5 炭 疽病 の発 病茎

参照

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